たぬきのブログ

主にクラシック音楽について、思ったことを綴ります。

1981年ロジェストヴェンスキー/BBC交響楽団

高校生のとき、友人と二人でBBC交響楽団の来日公演に行きました。1981年5月31日日曜日午後2時から、倉敷市民会館におけるマチネーです。曲目は次のとおりです。


ハイドン 軍隊交響曲
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ テューバ協奏曲
プロコフィエフ 組曲「3つのオレンジへの恋」
チャイコフスキー バレエ音楽「くるみ割り人形」第2幕




テューバ独奏は、首席奏者のジェームス・ゴーレイでした。前の3曲については、はじめて聞く曲だったこともあって、どういう演奏だったか覚えていません。しかし、最後の「くるみ割り人形」はとても良い演奏だったことを覚えています。曲が進むほど、指揮者もオーケストラも熱を帯びてくるという感じで、特にティンパニ奏者の的確な演奏は印象深かったです。
ロジェストヴェンスキーは1931年生まれですからもう84歳、この演奏会の時はちょうど50歳、現在の私とほぼ同じ年齢でした。
オーケストラは、当時ロンドンの五大オーケストラの一つに数えられていましたが、レコードがそんなに出回っていなかったので、どうかなと思っていたところ、とても巧いという印象でした。



倉敷からの帰り道、雨に降られました。友人が車をヒッチハイクして、無事駅までたどり着くことができました。



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